ご挨拶

こんにちは。ノンキ建築設計事務所の斎藤と申します。

我々は『誰かがノンキに過ごす場所を増やす』を理念に仕事をしています。

良い建築 とは何か？その定義は難しいですが、

使う人の暮らしを受け入れ、前向きに生活できる拠点となる場所であること。

その建築の前を通りがかった人が『なんか、いいなあ』と思えたりするようなこと。

建築の建つ場所の文化や歴史、光や風土といった自然を取り込むこんでいること。

日々に発見があり、季節に敏感になれる空間であること。

そのような居場所やアイデアを沢山もった建築が ‘ 良い建築 ’ ではないかと考えています。

また　新しくゼロから建築をつくることだけではなく、

既存の建物を利用してイベントや企画を行うことや、

人が集まる空間のルールを工夫することで、居心地が良くなったり、

人間関係がちょっと円滑になるようなこと。

いつも過ごす空間にお気に入りの絵を一つ飾ること。

そのようなことも、広義には良い建築をつくっていくことではないか。と思います。

自分が良いと感じ、使い続けたいと思う建築･空間をつくり、関わることで、

まちや社会、環境といった少し大きな仕組みも良くなっていけば、

そして、自分の仕事を通してつくられたものに、少しのユーモアが感じられ、

状況も、性格も趣向も容姿も違う多様な人々が、それぞれノンキに過ごせる居場所が増えていけば、

最高だなぁ。と日々、考えています。